時々ファジサポblog

岡山サッカーレポーターblog改め

--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015.11.12

ぶちくらせ断幕を掲げた当事者として

まずはじめに断っておかねばならないことが
ここに書いたことは、「ぶちくらせ」断幕を掲げた人間の総意でないことです。


これはあくまで、私自身の個人的な思いをつづったものです。


語るには、2007年の地域決勝までさかのぼります。
そして、地域決勝とはどういう大会かを説明しなければ、理解してもらえないでしょう。

一言であの大会を語ることはできないが、あの時代の地域決勝は、不況の中
どこのクラブも上にあがるために無理に無理を重ねていた。

地域決勝で敗退すれば、来年応援するクラブはないかもしれない。
それは、昇格争いと残留争いを同時に戦うような感覚なのかもしれない。
それよりもシビアな戦いでした。

北九州とは、地域決勝 予選ラウンドで同じ広島会場のAグループ、Bグループに分かれ
第一試合、第二試合と入れ替わる関係にあった。
Aグループで第一試合だった岡山は前もって会場入りすれば横断幕の設置が余裕をもってできるが、
第二試合は岡山サポが横断幕を撤去して、その場ゆずらなければ、
北九州サポは設営が始められない。
しかも試合終了と次の試合開始までの時間は15分。

終了の笛とともに撤収しなければならないのが我々の立場ではあるが
勝利の余韻から、撤収が遅れぎみになってしまう。
それでも彼らはけっして急かすことがなく、撤収を待ってくれ
あわてて撤収したために出た、忘れ物を預かってくれていたりもした。

そして、熊谷 決勝ラウンド。
昇格決定の歓喜に湧く我々の次の試合も、また北九州の試合で
撤収どころではない状況の我々を、また急かすこともなく、祝福までしてくれた。

完全なライバルであり、すぐ次に自分たちのクラブの運命が決まる戦いが待っているにもかかわらず。



それから1年後、岡山はJFLからJリーグへ昇格。
北九州はJFLに残留。

富山でJリーグ昇格を決めた翌日、自分はクラブからの発表に衝撃をうけた。
地域リーグからJFL。JFLからJリーグへの昇格を成し遂げてくれた
選手たちの戦力外通知の発表だった。

岡山にJリーグをもたらしてくれたのは彼らだった。
昨日、「来年からはJリーガーだな」と声をかけた選手たち。

その中でも伊藤選手と、重光選手は、2年前の大分での地域決勝の敗退も知る選手で
自分が選手横断幕も作って応援していた選手だった。


私は無理を承知で、伊藤選手の横断幕を北九州であずかってもらえないか、お願いしてもらい、
北九州サポはそれを受けてくれた。
重光選手は、北九州出身だったので必ず横断幕が作られると思っていたし、実際すぐに作成されていた。

その時、伊藤選手にはメールで
「あの横断幕は、あくまで臨時で、ちゃんと北九州で活躍して黄色の選手ダンマクを作ってもらえ」
というようなことを伝えた。

そんな経緯で、本城陸上競技場にエンジ色の伊藤断幕がかけられることになる。



長々と話をしたのは、北九州サポとの関係性を強調したいがためじゃない。
数少ない染岡氏と、自分との接触の中で、自分がうけた印象を語りたいがためだ。


話はさらに約半年後。
預かってもらっていた伊藤断幕を返してもらうこと。
それとやっぱり伊藤断幕だけで重光の断幕がないことがやはり気掛かりで、再び11月の本城へ。

2009年11月22日
染岡氏と会話をしたは、この時が初めてで、重光の段幕を貼れるところがないかたずねると
「断幕設置時間があって、その時間を過ぎているから無理」
とのこと。

設営ルールを知らない余所者がノコノコ試合前に現れて、貼らしてくれと言っても当然の対応だろう。

試合前に手で広げて掲示するのは良いかと聞くと、
「それはクラブから何か言われてる訳ではないのでよい」

さらに、手で5メートル断幕を掲示するのは難しいから、
試合前練習の間だけ、端のロープ1本だけ結ばせてもらえないか?と聞くと
「それもダメ」とのこと。

なので、両手で5メートル断幕を掲示していると、すぐに北九州サポ2人が、断幕を持ってくれ、試合前練習が終わるまでの10分ほど掲示に付き合ってくれた。

純粋な意味では、北九州の応援でなく、
自分の自己満足でしかない行為に、付き合ってくれた北九州サポには感謝しかない。


ここで言いたいのは、自分がうけた恩義についてのこと以上に
染岡氏が、非常にクラブのルールに厳格だったこと。
それもただルールだから決まりだからというしゃくし定規な対応ではなく、
少し考えた上で、それをされると困る、自分からは許可できないという対応だったこと。

それは、ルールだからというのではなく、クラブとの「約束」を守るという態度に
自分は思えた。

今回の騒動は
染岡氏が、自分の自由にならないからというわがままから発していることではない。

そう考えます。


ネットではいろいろなことが書かれます。
私自身も、サングラスをかけていたにもかかわらず、
「にらんできた」というようなことを書かれたこともあります。

アニメゲーフラの件は、
北九州のサポミで当事者間の和解があり、恐喝 恫喝はなかった とされた
とも、北九州の超掲示板では見られました。


ネットで書かれたことが、何がどこまで事実なのかは自分は分かりません。

だから、自分が見て感じたことを信じ行動するしかないと思います。




サッカー観戦が趣味で、Jリーグを見に行く人たちはメジャーとはいいづらい。

その中でも、声出し応援をするひとは、マイノリティであり、
コアと呼ばれる人たちは、さらに少数派だ。

休日に日も出ないうちから車にのり、
一般の人たちにとって数年に一度するかどうかの旅行して
現地に行って、時にびしょ濡れになり、
腰の抜けそうなくらい、重くなった横断幕を再び積み込み
来た道を、また同じ時間かけて帰り、
翌日には横断幕の乾燥作業を行って・・・・

なんで、そこまでするのか?聞かれることもあるけれど、答えようがない。
一つ言えるのは

「好きでやっているから。誰から言われるわけでなく、自分の意志でやってることだから」

そうとしか、言いようがない。

それを、クラブだろうが、スポンサーだろうが、
笑えと言われて笑い
歌えと言われて歌い
踊れと言われて踊る

それをすることが、クラブのスタッフ一人でもやって当然なんて思われた瞬間
車のハンドルを5時間もにぎっていようなんて気持ちは死んでしまう。

気持ちが一番大切だと思うサポーターの魂が死んでしまう。



今回の件は、ファジアーノサポーターの総意ではない。
この件に関して、総意なんてあってはならない。

一人一人が、誰に左右されることなく、自分の頭で考えて決め、行動することだと思う。


私には、メインで観戦する友人がいる。コアでバモることに価値観を持つ友人がいる。
二人を握手させようとは思わないが、私は二人と握手する。

ネクスを応援する友人がいる。ネクスの応援にはいかないという友人がいる。
二人を握手させようとは思わないが、私は二人と握手する。


地域決勝のころ、オーバーザレインボウは両側の人の手を握って、
それを上に掲げ、それを虹にみたてて選手たちの入場を待ちました。

自分が握っている手のその5軒隣が自分と違う価値観の人だったとしても、それでもいい。
そのつないだ手が、ぐるっとスタジアムを包むことが「ココロヒトツニ」なんだと思う。


私には北九州に友人がいる。
ヤツラとは手を切れ、付き合うなという人がいたなら、自分はそちら側の手を放さざるをえない。


私は罪人だ。
罪に相当する罰を受ける覚悟はある。

だが、
クラブのイメージが悪くなるから。
街のイメージが悪くなるから。
そうした理由で、誰かを簡単にやすやすと 排除できるようになることを私は危惧する。


この文章は、こんな状況になってでも「信頼している」と言ってくれた友人に対して書いています。
たぶん、あなたにとって、この答えは望んでいる答えではないでしょう。
私とあなたの考え方は違う。

それでも、「信頼している」と言ってくれることに謝意を述べたい。

ありがとう。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。